日本の消防機器
はじめに
このコーナーにおいて紹介しています「日本の消防機器」は、消防庁が編集しました「日本の消防機器」に掲載されている日本において使用されている代表的な消防機器を掲載したものです。
特に、個々の消防機器の掲載にあたっては、当該消防機器の製造販売等を行っている企業の了解を得ております。
また、当該企業・製品の詳細については、それぞれの項目において記載しています企業のホームページを参照してください。
消防機器の性能・機能
火災等の災害の防除、被害の軽減のために使用される消防機器は、それぞれの役割で求められる性能・機能を備えている必要があり、万が一の時にしかその機能を発揮することがないため、信頼性の高い品質や維持管理、保守点検が容易に行えることも要求されます。
消防機器の技術的要求
消防機器は、厳格な技術上の規格に基づき、長年にわたり培われた技術的裏付けにより製作されることもさることながら、時代に応じた新技術の積極的な導入が不可欠であるとともに、社会構造の変化等によるニーズを的確に捉えることも必要です。
日本の消防機器の品質と信頼性
日本の消防機器は、幅広い要求に応じて、開発・設計・製造され、高品質であり、徹底した品質管理のもと信頼性の高いことが特徴です。
また、使用や維持管理、保守点検が容易であることにも配慮された優れたものです。
日本の消防機器の紹介
このリーフレットは、現在、日本において使用されている消防機器について、その代表的なものを取りまとめたものです。
なお、日本では、消防機器の品質を確保するために、消防法令において、次の制度が設けられています。
1.検定制度
消防機器等の不良品や不具合品が販売等により 流通するのを未然に防ぐために定められた制度です。対 象製品は、12 品目が指定され、品質がチェックされた後、合格の表示が付されて販売・設置等されます。
2.自主表示制度
消防機器等の製造・輸入者が、自ら検査を行い、品質を保証する制度です。対象製品は、6 品目が指定され、 適合品の表示が付されて販売・設置等されます。
3.認定制度
検定対象 12 品目及び自主表示対象 6 品目以外の消防機器等について、登録認定機関により、予め技術 上の基準に適合していることが確認され、その旨の表示が付されて、販売設置等がされます。
消防機器の種類
日本の消防機器には、火災を発見報知、消火、避難などの際に使用するものから、救助する、身を守るなどに使用するものがあります。